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書籍

話せば短くなる

原田和明作品集「話せば短くなる」デザイン・編集(2019)
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「話せば短くなる」は、aptpbooksから出版された4冊目の書籍です。国内外で活動するオートマタ作家、原田和明さん(二象舎)の作品をまとめた作品集。「オートマタ」とよばれるヨーロッパで作られた機械人形の技術は、今や世界中に広まり作家ごとの手業と思考によって幅広いアウトプットが見られます。
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構造を昇華した中に見えるシステムの美しさと、その純度を軽やかにさせるアウトプットのユーモアさは、原田和明さんの作品が発するアイデンティティのひとつだと思います。
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2019年6月に、テクトコの杉江さんとカメラマンの鍵岡さんの3人で、山口県は二象舎のアトリエへお邪魔して作品集作り(編集・デザイン)に携わりました。
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『結局いつも、話せば短くなる。
やはり僕はオートマタでしか
うまく自分を表現できないようだ。』
(作品集より一部引用)
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作品集は、オートマタ作品が備わる美しさをなぞるようなシンボルになればという考えから、シンプルでありながらも個々の作品が持つ機械要素の仕組みをアイコン化してあしらわれています。
おかしなモチーフやストーリーを持ちながらも、その源流にある気品さを表現するために、デザイナー宮添浩司さんとカメラマン鍵岡龍門さんによる多大なご力添えを得て、原田さんの作品集にふさわしい姿に結実したと思います。

Client
aptp
Photo
鍵岡龍門
Translation
ジェレミー・ウールジー
Artdirection
宮添浩司
Print
藤原印刷株式会社
Special Thanks
原田和明、原田めぐみ、杉江厚子、滝口聡司

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