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サイン設計

FUJIYOSHIDA CITY MAP

富士吉田市下吉田周辺サイン計画(2020-)
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麓の人々にとって、富士山は日常の一部になっている。富士山にかかる雲の形で天候の変動を、雪どけで見られる雪形で季節の移り変わりや耕作時期を判断していたそう。富士山は気象サインとして機能していたのかもしれない。そんな富士山の麓の町である富士吉田市に設置する案内サインのデザインを制作しました。

インターネットで「Japan」と画像検索すると一番はじめに出てくる風景で、国内外問わず多くの観光客が訪れるようになった富士吉田市新倉浅間公園。空き家ストック活用による地域活性化、ハタフェスやオープンファクトリーの産業復興…。

本プロジェクトでは、浅間公園を目指して富士吉田を訪れた観光客を、市街地中心部への繁華街へと誘導するために、下吉田駅を起点としてさまざまな目的地になるような場所に設置する地図付きの案内サインと、交差点など初めて訪れる方が迷いやすい場所に設置する誘導サインの2種類、合計12点を計画しました。
主要目的地は、イラストレーターの小幡彩貴さんに描いていただきました。山梨を拠点に国内外で活動する小幡さんのイラストは、多くの情報で構成されるシンボリックなモチーフや情景をシンプルな線で描きおろし、実在する風景へと誘導します。

また、富士山との位置関係を表す記号を各地図上に配置しており、方向を確認する目印としてはもちろんのこと、地元の人が無意識に規準にしているはたらきを来訪者にも体感してもらうために表示しました。

client
富士吉田市
director
中川宏文
illustration
小幡彩貴
map proofing
富士吉田市役所富士山課
construction
有限会社タイメー
photo
asako nakamura

omote

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